褥瘡の基礎知識について

褥瘡の治療

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褥瘡を治療する目的は、患者の苦痛を取り除いて感染症から敗血症を予防し、患者が外へ出る機会を増やすことです。

そして在宅医療は、寝たきりを防ぐことに重要な意味があり、寝たきりを防ぐことは本人だけでなく、介護者のケアの意欲向上にも繋がります。

なぜなら、症状が固定した患者を介護する家族にとって、療養生活に希望を見出せませんが、褥瘡の治療過程を目にすることが、家族の希望に繋がるからです。

なおどんなにひどい褥瘡でも、一般的に3ヵ月程あれば治っていきます。

ただし大抵の場合、褥瘡は1カ所ではなく体のあちこちにできており、一つの褥瘡を治す間に他に褥瘡ができるので、一人の患者から完全に褥瘡を無くすまでには、最短2ヵ月、最長2年程は掛かります。

また褥瘡にもよりますが、特にひどい褥瘡は2,3日に1回は往診して診ておかないと、目を離した隙に一気に悪化します。

しかし褥瘡の処置は、慣れると家族でも十分できるようになり、きちんと説明すればヘルパーにも頼めます。